【警告】医師『水分補給にビール飲んでる人、こうなる』

【警告】医師『水分補給にビール飲んでる人、こうなる』

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医師が警告する「夏のビール」と「熱中症」の危険な関係「『泥酔して寝落ち』は血栓ができやすい状態に」

水分補給の重要性は、誰もが認識しているところだろうが、五藤医師によれば、
「誤った水分補給」によって命の危険を引き起こし、緊急で患者が担ぎ込まれることもあるという。

「『猛暑で汗もかいたし』と、水分補給のつもりでビールを飲むと、熱中症を引き起こすリスクが高くなります。
多量の汗をかいて脱水状態になっている体で、ビールを一気に飲むと、アルコール血中濃度が上昇しやすく、普段よりも酔いやすくなります。
多くの方が飲酒の際に『トイレが近くなる』という経験があると思いますが、これは、アルコールが体内で代謝され、水と炭酸ガスになって排出されるためです。
とくにビールは、アルコール・カリウム・水分の相乗効果による利尿作用が強く、これによって、脱水状態はさらに進み、アルコール血中濃度も上昇することになります」(五藤医師・以下同)

具体的には、熱中症はどういった症状が起きるのだろうか。
「多量の汗をかき、体のミネラル分が失われることで、気分が悪くなったり、吐き気、顔面蒼白、手足のしびれ、筋肉痛などが起きたりします。
さらに症状が進むと、血圧低下、頭痛、脱力感、動悸、めまいなどが起きることも。適切な処置がおこなわれず放置されれば、
脳に必要な水分や電解質が送られなくなり、体温上昇や意識障害が生じ、最悪の場合、死に至ることもあります。
また、『泥酔して寝落ち』というのもよくあるパターンですが、このとき、体内は血液がドロドロの状態になっています。血栓ができやすくなり、そのまま命を落とす危険もあります。
猛暑下での飲酒は控えるべきですが、もし、夏のレジャーなどでビールやお酒を飲みたいというときは、同時に十分な水分摂取をおこなうことが大切です」

五藤医師によれば、1リットルのビールを飲むと、1.1リットルの水分が体から失われるという。真夏の飲酒は、つねに水を飲むように心がけてほしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f77afd5a664972050e656e8c3f7ac614ad3c1f2


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