【衝撃】ひきこもり歴23年の男性、43歳で”全て”を手に入れる

【衝撃】ひきこもり歴23年の男性、43歳で”全て”を手に入れる

23年間ひきこもった後、43歳で正社員に 中卒、職歴ゼロの男性を動かした“きっかけ”とは

高齢化した親子の存在が社会課題になっている一方で、長年のひきこもり生活から抜け出した人もいる。ある40代男性は、23年間にわたるひきこもりから脱出した。

「最後は『きっかけ』でした」

 こう話すのは、中学2年から23年間、ほぼ自宅を出ない「完全ひきこもり」だった京都市の板垣修平さん(48)だ。ずっと外に出たい、学校へ行きたい、働きたいという想いを抱えていたという。高校入学、大学入学、成人式、25歳、30歳──。区切りがくる度に行動しようとしては、周囲の目が気になったり、自信がなかったりして動き出せなかった。その度に「氏にたい。こんなはずじゃなかった」と葛藤したという。

「ずっとタイミングを待っていた」という板垣さんが、自宅を出たのは37歳の時だ。母が心筋梗塞で倒れ、病院に駆けつけた。

「ショックで、このままではいけない、いまが『その時』だと。これを外に出るきっかけにしなければいけないという強い気持ちが湧いた」(板垣さん)

 すぐにラーメン屋のアルバイトを始め、その後、43歳の時、飲食業を展開する企業で正社員になった。結婚を考えるパートナーとも出会った。21年には、ひきこもりの支援をしようと当事者団体「京都コレカラ」も立ち上げた。

https://dot.asahi.com/articles/-/201963?page=1
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